名整備士

L:名整備士 = {
 t:名称 = 名整備士(職業)
 t:要点 = 帽子,部下
 t:周辺環境 = クレーン
 t:評価 = 体格0,筋力-1,耐久力0,外見0,敏捷-1,器用2,感覚1,知識2,幸運-1
 t:特殊 = {
  *名整備士の職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。
  *名整備士の位置づけ = ,,,整備系。
  *名整備士の整備行為補正 = 整備行為,歩兵,任意発動,整備、評価+3、燃料-1万t。#整備評価:可能:((器用+知識)÷2)
  *名整備士のチューニング行為 = チューニング行為,歩兵,条件発動,なし。(戦闘準備フェイズに使用することで)任意の一機の乗り物に<名整備士のチューニング>を付与する。
 }
 t:→次のアイドレス = 整備の神様(職業),チューニングマスター(職業),ネリ・オマル(ACE)

L:名整備士のチューニング = {
 t:名称 = 名整備士のチューニング(定義)
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *名整備士のチューニングの定義カテゴリ = ,,,チューニング。
  *名整備士のチューニングの能力補正 = ,,,任意の能力、評価+1。
  *名整備士のチューニングの効果時間 = ,,,戦闘が終わるまでの間。
 }

#ジェントルラット名整備士より再利用
#ジェントルラット名整備士より再利用

ジェントルラットといえばかつて世界に名だたるパイロット系国家を相手に、その整備を担う大整備国家であった。
そんな国では普通の整備士ですら名手となるが必定。
一方の土場藩国はといえば、帝國に名を馳せていたマシンデザイナーであるシュワこそいるものの整備国家としては平凡。
この組み合わせはまさに水を得た魚の如きものであった。

生きるために必死であった生活から昔の生活への回帰。
これは容易なものではないかもしれないが、昔とったなんとやら、実際にその現場に行ってみればその作業への適応力は目を瞠るものがあった。
技術書やそのノウハウこそあるが、かつての事件により空白の世代ができ、継承する者が居なかったからであろうか。
かの国の姿こそ今は見る影もないが、着実にここに旧ジェントルラットに根付いていた伝統の復興の兆しが見えつつあった。

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 交代を告げるメロディが深夜の工場に鳴り響いた。
「よーし、交代の時間だ。」
 生産工場においてはラインを止めるというのはメンテナンスの時、危急の時以外はありえない。
 動き続ける【クレーン】などの機器をバックに次々と申し送りが行われ、ラインチームが交換されていくのである。

「先輩、今日もいそがしかったっすねぇ。」
 ちょこまかと後ろ向きに先輩の前を歩くツナギ姿の土場出身の少年。
「おいおい、気をつけろよ。」
「大丈夫っす。」
 後輩は思わずぶつかりそうになってあわてて頭を下げる。
 ジェントル出身でいち早く適応したいわゆる旧技術層の青年は【部下】でもある後輩の失態に共に【帽子】を取って頭を下げた。
「ほら言わんこっちゃない。」
 先輩は少々あきれと懐かしさが入り混じった複雑な表情で後輩を見るとそのまま窓の外に目線を移した。
 
 目線の先には【整備工場】が立ち並ぶ工場地帯とその先の港。
 ここ土場藩国はかつての故郷とは違う高度に発展した技術都市を持っていた。


 ジェントルラットはとてものどかな国であったが、白銀の髪を持つ彼ら北国人は共和国にあっては異色の存在である。
 どうしても違和感はぬぐえないこともあっただろう。
 だが、ここでは誰もが同じだ。
 同じ北国人である彼らに差異はほとんど見られない。ただ、貧富の差こそあったが、技術を持つものが正当に評価される仕組みがある以上、
 それは早晩変わらないようになるだろう。
 
『こいつらとなら、うまくやっていけるかもな。』

 こうして大なり小なりどこの職場でも旧ジェントル系と旧土場系の混在はうまく進んでいるのであった。
 ハードウェア技術のジェントルラットと、ソフトウェア技術の土場。
 この二国の出会いは新時代をもたらすのだろうか。

継承:北国人,整備士2
要点:ツナギ・帽子・部下
周辺環境:整備工場・クレーン