組織的整備術

L:組織的整備術 = {
 t:名称 = 組織的整備術(技術)
 t:要点 = 整備士,協力,分担
 t:周辺環境 = ジェントルラット
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *組織的整備術の技術カテゴリ = ,,組織技術。
  *組織的整備術の発達の整備補正 = ,,条件発動,整備、評価+5。同能力重複適用不可。
 }
 t:→次のアイドレス = ジェントル平定(イベント),野戦整備概念(技術),サービスマン(職業),デポ(施設)

参謀試験題材より再利用
参謀試験題材より再利用

さわやかな、整備士たちの掛け声がこだまする。

ジェントルラットと土場藩国の整備士たちが力をあわせて整備を行う姿である。

 

整備の国ジェントルラットとI=Dの国土場、この2つの国の整備士たちが

どのようにしてコンセンサスを得、協力体制をとるようになったのか。

 

今回はその秘密に迫ってみることになる。

 

~SSN 報道特番『整備大国への道~新米整備士たちの物語~」より

某日 旧ジェントルラット藩国。銀整会 整備員寮

 

ここは、明日の土場藩国を支える整備士達が学ぶ学び屋であり、

食事を提供し、眠る場所を提供する生活の場である。

 

その1F大食堂にここに住む整備士たちが集合していた。

彼らはみな、今年整備学校を出たばかりの新米整備士達である。

 

寮のメードさんがわずかな給料から買ってくれたホワイトボードを

食い入るように見つめていた。

 

性格には、ボードに書かれている内容を真剣に見つめ、メモを取っている。

アイドレス開発者のシュワ氏の特別講義が行われているのだった。

 

議題はジェントル式組織整備の新型I=D整備に対する優位性についてである。

講義内容もさることながら、帝國の明日を担うI=D開発者の話がきけるとあって

会場は立ち見もでるほどの大盛況であった。

 

講師紹介

見合いイベントより再利用
見合いイベントより再利用

<シュワ>

 土場藩国のI=D開発者

 土場藩国にて、フェザーワルツと開発し、一整備士でありながら

 本人はTLO否定派である。


ジェントルラットでは効率のよい整備を行うために、スリーマンセルで整備班を
作る。これはそれぞれの分野を分担し、各班ごとに連携をとりながら
進めることでより効率的な整備を行うことができるものである。
例えば人型戦車1台に3人の整備士がついたりする。
これもこの組織的な整備術の一環として行われている。 

 個々の技術を向上させることも当然ながら重要ではあるが、銀整会という
整備専門の請負機関を持つ以上、連携して大規模な整備を行えるように
することはとても重要となる。なんといっても個人の力量は国にいる
職業以上のものは持てないがゆえに、連携によって相乗効果を
発揮できるようにすることで、より多くの国の整備をカバーできる
可能性があるのである。

 また、戦場での整備の上でもこの連携は重要である。
戦闘中での整備は危険を伴うがゆえに効率的に行わないと、
整備側にも被害がでることになるのである。もちろん盾になってもらうことは
考えているが、それでも少しでも晒される時間は短い方がいいのである。

まずは、教科書どおりの説明がなされる。

一番最初にならうことで、ジェントルの整備士ならばだいたい知っていることである。

ただし、ここにいる何名かはジェントルの国民ではない。

土場からI=D開発を志して整備士になった人間である。

 

開発と運用。微妙にスタンスの違う整備士が同じ講義を受けている。

若干不思議に思うかもしれないが、この光景はこの銀整会では

ごくあたりまえのものになりつつある。

 

人は、己の思う適正があるわけではない。

開発者を志すが、運用の面白さに目覚めるもの、またその逆も多くある。

だからこそ、自分の方向性を決め付けずにお互い協力し合ってほしい。

そういう意味で、このような合同演習が定期的に行われているのだ。

 

時々わからない土場の整備士にジェントル側の整備士が

丁寧に補足説明しているのが見て取れた。

「それでは、実際にI=Dを整備してみましょう。」

 シュワ氏のその一言に、整備兵たちがわっとどよめいた。

整備とあれば、本領発揮である。

 はっきりいえば、ここは自分たちの城という意識がある。

 

「私のI=Dの整備性は悪いといえます。

 そのかわり、馬力が高い。そして、装甲が厚い。

 これは、パイロットを守る最後の盾です。」

 

順番にみんなの顔を見ながら、シュワが続ける。

 

「よく考えてください。『みんなでやるから、自分ひとりぐらいは大丈夫』

 それではいけません。協力することでより高い性能を引きだし。

 分担することで、より専門性の高い整備を行う。

 みながサボれば死ぬのはパイロットです。

 それをよく考えてください。

 『銀盾』勲章というものがあります。

 われわれは最後の盾です。もっとも気高き盾こそが整備士の誇りです。」

 

 一気に話をすると、それまで騒いでいた人間が黙り、真剣に話を聞いている。

そこでシュワはわざとふざけた風を装った。

 

「まあ、自分の設計したI=Dは子供も同然。

 中途半端なパイロットに任せるなんてとんでもない!という気持ちはあります」

見合いイベントより再利用
見合いイベントより再利用

「だからこそ、精一杯大事にしたい。常にI=Dを会話できるぐらいの気合をいれてください!!!」

 

 

 シュワの力説に、整備士たちがドン引きしたのは言うまでもない・・・・・。